「ウォークインクローゼットを作りたいけど、失敗しないか不安…」
「扉なしだと後悔するって本当?」
「後悔しないウォークインクローゼット作りのコツを知りたい!」
ウォークインクローゼットは、洋服がたっぷり入る憧れの収納空間ですよね。
しかし、実際に使い始めてから「思っていたのと違った」と後悔する人も少なくありません。
広さが足りなかったり、使い勝手が悪かったりと、失敗例は意外と多いんです。
ミナ結論からいうと、ウォークインクローゼットは収納量をしっかり把握して、生活動線を考えた配置にするのが成功のポイント。
扉なしでも工夫次第で快適に使えますし、将来の変化にも対応できる柔軟な設計が可能ですよ!
本記事では、ウォークインクローゼットでよくある失敗例7選と、後悔しないためのチェックポイント、使いやすい間取りのコツを詳しく解説します。
- ウォークインクローゼットのメリット
- ウォークインクローゼットで失敗したと感じる後悔ポイント7選
- ウォークインクローゼットで失敗しないためのチェックポイント5選
- 【間取り別】ウォークインクローゼットで失敗しないおすすめの配置3つ
記事を最後まで読めば、あなたのライフスタイルにぴったりの、使いやすく快適なウォークインクローゼットをつくるヒントが見つかりますよ!


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まずは知っておきたい!ウォークインクローゼットのメリット


ウォークインクローゼットは、たくさんの服を一か所にまとめて収納できるのが最大の魅力です。
衣類だけでなく、バッグや帽子、スーツケースなどもまとめて管理できるため、身支度がぐっとスムーズになります。
ウォークインクローゼットの主なメリットは、以下の通りです。
- 衣類を一箇所にまとめて管理でき、コーディネートが考えやすい
- ハンガーパイプに掛けたまま収納でき、畳む手間が省ける
- スーツケースや季節家電など大型アイテムも収納可能
- 着替えスペースとしても活用でき、寝室が散らかりにくい
特に注目したいのは、収納の「見える化」ができること。
全体が見渡せるため持っている服を把握しやすく、無駄な買い物も減らせるんです。
ですが、せっかく作っても使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。



次の章では実際の失敗例を見ながら、後悔しないためのポイントを解説していきますね!
ウォークインクローゼットで失敗したと感じる後悔ポイント7選


ウォークインクローゼットで失敗したと感じる後悔ポイントを7つ、紹介します。
- 広さが足りず収納しきれなかった
- 配置場所が悪く使いづらい
- 湿気がこもってカビやニオイが発生
- 扉をつけず中が丸見えで生活感が出る
- 棚が固定式で収納の自由度が低い
- 窓や鏡の位置を間違えた
- 通路幅が狭く使いにくい
順番に解説していくので、ぜひ参考にしてください!
1.広さが足りず収納しきれなかった
ウォークインクローゼットで最も多い失敗が「想定より収納量が足りなかった」というものです。
「2畳あれば十分」と思って作ったものの、実際に使い始めると衣類が入りきらず、結局別の収納家具を買い足すケースも。
特に夫婦で共有する場合、お互いの持ち物量を甘く見積もりがちなんです。
後悔しやすいポイントは、以下の通り。
- 季節外の服や小物を想定していなかった
- 将来的に増える衣類を想定していなかった
- 引き出しや棚板のスペースが足りなかった



実際、我が家のウォークインクローゼットも十分な広さを確保したつもりでしたが、イベントごとのアイテムは入りきっていません…。



収納する物をリストアップして、必要な広さを徹底的にシミュレーションするのが大切ですよ!
2.配置場所が悪く使いづらい
ウォークインクローゼットの配置場所を間違えると、どんなに広くても使い勝手が悪くなってしまいます。
毎日の着替えや生活動線を考えずに設置した結果、取りに行くのが面倒と感じてしまうんです。
具体的には、以下のように後悔する場合があります。
- 寝室の奥に配置して、朝晩の出入りで家族の睡眠を妨げる
- 洗面所から離れすぎて、着替えの移動が面倒
- 日当たりの良い南側に配置してしまい、他の部屋が暗くなった
家族全員の生活パターンを考慮して配置を決めるのが重要です。
後悔しない動線の作り方は【センス抜群】おしゃれな注文住宅を建てるポイント5選|施工事例5つと外観・内装のアイデアも紹介でも解説しているので、ぜひ読んでみてください。





動線を意識した間取りにすれば、ストレスフリーな収納生活が実現できますよ!
3.湿気がこもってカビやニオイが発生
ウォークインクローゼット内の湿気対策を怠ると、大切な衣類にカビやニオイが発生してしまいます。
特に北側や窓のない場所に配置した場合、換気が不十分になりやすくトラブルが起きやすいんです。
湿気による失敗例は、以下の通りです。
- 衣類に湿気臭やカビ臭が移ってしまう
- 革製品(バッグや靴)にカビが発生する
- 湿度が高くなり、虫が発生しやすくなる
換気扇や除湿機の設置、定期的に窓や扉を開けて空気の入れ替えをするのが効果的です。



湿気対策を万全にして、大切な衣類を長持ちさせましょう!
4.扉をつけず中が丸見えで生活感が出る
扉なしのオープンタイプは開放感があって出入りがスムーズですが、生活感が出やすいため人によっては後悔するケースがあります。
実際、我が家では扉なしタイプを採用して快適に使えていますが、人によっては失敗したという声も…。
扉なしで気になりやすいポイントは、以下の通りです。
- クローゼット内の色味や形がバラバラで統一感がない
- 整理整頓が苦手だと、散らかった状態が丸見えになる
- ホコリが衣類につきやすくなる
配置場所を寝室にするのか、リビングの一角にするのかでも扉をつけるかは変わってきますよね。
扉を付ける場合は【失敗談あり】ハイドア後悔の理由3選|引き戸のデメリットやダサく見えない選び方も紹介の記事も、ぜひ参考にしてください。





あなたのライフスタイルや性格、配置場所に合わせて、扉の有無を決めるのが後悔しないポイントですよ!
5.棚が固定式で収納の自由度が低い
造り付けの固定棚は頑丈で見た目も良いですが、収納する物が変わった時に対応できず後悔するケースがあります。
子供の成長や趣味の変化で持ち物が変わっても、固定棚だと高さや位置を変更できないため対応できないんです。
固定式の収納は、以下のように後悔する場合があります。
- 引き出しのサイズが中途半端で、衣類の収納に困る
- 子どもの服が増えて高さが足りなくなる
- 季節物をかけたいのにスペースが合わない
可動式の棚やハンガーパイプなら、ライフスタイルの変化に合わせて自由にカスタマイズ可能です。



初期費用は少し高くなりますが、長期的に見ればメリットが大きいですよ!
6.窓や鏡の位置を間違えた
ウォークインクローゼットに窓や鏡を設置する際、位置を間違えると使い勝手が悪くなります。
実際に、様々なお家の間取りを添削していると、鏡の配置を忘れている方が本当に多いんです。
せっかくウォークインクローゼットを作っても、結局、鏡のある部屋まで移動する必要が出てきてしまいます。
窓や鏡で失敗しやすいポイントは、以下の通りです。
- 窓から直射日光が入り、衣類が色褪せる
- 鏡の設置を忘れて、着替えた後に別室まで確認しに行く必要がある
- 鏡の高さや大きさが中途半端で、全身が映らない
- 窓の位置が悪く、外から中が見える可能性がある
窓を付ける場合は、北側や東側がおすすめです。
鏡は、姿見サイズを出入り口付近や自然光が入りやすい場所に配置すると動線もスムーズですよ。



姿見サイズの鏡を置くスペースは後から追加しづらいので、設計段階で必ず組み込んでおきましょう!
7.通路幅が狭く使いにくい
ウォークインクローゼットの通路幅を狭くしすぎると、毎日の使い勝手が悪くなってしまいます。
特に、両側にハンガーを設けた2列タイプでは「着替える時に窮屈」「引き出しを開けると通れない」といった不便を感じることも…。
通路幅が狭いと感じる不便は、以下の通りです。
- すれ違いができず、朝の支度で渋滞が起きる
- 引き出しや扉を開けると、通路が塞がってしまう
- 大きな物を運び入れる時に、角で引っかかる
収納棚の引き出しを開けたときの奥行きを事前に測っておくと、必要な通路幅が具体的にイメージできますよ。
一般的に引き出しは30〜40cm程度飛び出すため、余裕を持たせるなら90cm以上は確保したいですね。



我が家は2列タイプを採用しており、通路幅は115cmを確保しています。



ゆとりある通路幅があれば、家族で同時に使ってもストレスフリーな収納空間になりますよ!
ウォークインクローゼットで失敗しないためのチェックポイント5選


ウォークインクローゼットで失敗しないためのチェックポイントを5つ、紹介します。
- 収納する物を徹底的にリストアップ
- 生活動線を考えた配置にする
- あえて造作棚を作らない
- 照明とコンセントは後回しにしない
- 将来的に部屋として使う前提とする
快適なウォークインクローゼットを作るために、ぜひ参考にしてください!
1.収納する物を徹底的にリストアップ
ウォークインクローゼットの広さを決める前に、収納する物を徹底的にリストアップしましょう。
なんとなくで広さを決めてしまうと、使い始めてから物が入りきらなかったり、スペースが余ったりしてしまいます。
以下のように、収納する物をすべてリストアップしましょう。
- 衣類の種類と枚数(シャツ、パンツ、アウターなど)
- バッグや帽子、アクセサリーなどの小物類
- 季節家電(扇風機、ヒーターなど)やスーツケース
- 将来的に増える予定の物(子供服、趣味のアイテムなど)
実際に持っている物を並べて写真を撮ると、必要な収納量が視覚的に把握しやすくなります。



面倒な作業ですが、事前準備をしっかりすると、ジャストサイズのウォークインクローゼットが実現できますよ!
2.生活動線を考えた配置にする
使いやすいウォークインクローゼットをつくるには、家族全員の生活動線を考えた配置にするのが秘訣です。
寝室・洗面所・ランドリールームなど、どの動線上に設けるかを1日の流れをシミュレーションして決めましょう。
配置を決める際は、以下の動線を参考にしてください。
- 洗面所との距離:着替え・身支度をスムーズにする
- 玄関からのアクセス:帰宅後すぐに収納できる動線にする
- 洗濯機置き場との関係:洗う・干す・しまうを最短でおこなう
- 家族の生活時間帯の違い:音や照明が気にならない配置にする



我が家は夫婦のみのウォークインクローゼットで、寝室の横に設けています。
生活動線については【アイデア満載】注文住宅のこだわりポイント10選|細かい工夫や後悔しない家づくりのコツ紹介でも解説しているので、ぜひチェックしてください。





生活パターンに合わせた配置にすれば、毎日の暮らしがグッと楽になりますよ!
3.あえて造作棚を作らない
ウォークインクローゼットに最初から造作棚をたくさん作り込むのは、実は失敗の原因になりやすいです。
造作棚は便利と思いがちですが、ライフスタイルの変化で収納する物が変わると、対応できず使いづらくなってしまうんです。
造作棚を最小限にすると、以下のようなメリットがあります。
- 市販の収納ケースやボックスで自由にカスタマイズできる
- 子供の成長に合わせて高さを調整できる
- 引っ越しや模様替えの際に対応しやすい
- 初期費用を抑えられる
最近では、IKEAのPAX(パックス)システムや南海プライウッドなど、既製のシステム収納も人気ですよ。



我が家では、IKEAのPAXを採用しています。



将来の暮らしの変化を見据えて、柔軟に対応できる収納空間を作りましょう!
4.照明とコンセントは後回しにしない
照明とコンセントはつい後回しにしがちですが、実はとても重要な要素です。
奥の方が暗くて色が分かりにくかったり、コンセントがなくて掃除機が使えなかったりと、日常的な不便を感じるケースが多いんです。
以下のように、照明とコンセントの位置をしっかり検討しましょう。
- 人感センサー付き照明で両手が自由に使えるようにする
- 明るさは昼白色で服の色味が確認しやすいものを選ぶ
- コンセントは除湿機や掃除機用に最低1箇所は設置する
特に、コンセントを後からつけるとなると、壁を開けて配線工事が必要になります。



毎日使う場所だからこそ、明るさと使い勝手にはこだわって、快適なウォークインクローゼットを実現しましょう!
5.将来的に部屋として使う前提とする
ウォークインクローゼットは、将来的に子供部屋や書斎として使う可能性を考慮して計画するのがおすすめです。
子供が独立したり、在宅ワークが必要になったりと、ライフスタイルは変化しますよね。
収納専用と決めつけてしまうと、使い道が限られてしまいます。
将来の選択肢を広げるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 窓を設置して採光と換気を確保する
- エアコン用コンセントをあらかじめ設置する
- 3畳以上の広さを確保しておく
- 床材は部屋と同じグレードのものを選ぶ
ウォークインクローゼットを後から部屋として使えるように設計しておけば、将来のリフォーム時もスムーズです。
20年、30年先を見据えた間取りづくりで、長く愛着を持って暮らせる家になりますよ!



なお、私がおこなっている無料相談では、家づくりに関するお悩みを解決できます。



ウォークインクローゼットでお悩みの方は、お気軽に相談してくださいね!
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【間取り別】ウォークインクローゼットで失敗しないおすすめの配置3つ


ウォークインクローゼットで失敗しないおすすめの間取りを3つ、紹介します。
- 寝室直結タイプ
- 洗面所隣接タイプ
- 独立タイプ(ファミリークローゼット)
1つずつ見ていきましょう!
1.寝室直結タイプ
ウォークインクローゼットを寝室とつなげる寝室直結タイプは、起床後すぐに着替えができる利便性が魅力です。
来客時も気を使わずに済み、就寝前の着替えもスムーズにできます。
寝室直結タイプのメリットは、以下の通りです。
- 起床後すぐ着替えられ、朝の支度がスムーズになる
- プライベート空間で気楽に使える
- 寝室と一体化して空間を有効活用できる
- エアコンを共有でき、光熱費を抑えられる
寝室と一体感を持たせつつ、プライベートな空間を程よく仕切る設計がおすすめです。
統一感を持たせる方法は【非日常を演出】ホテルライクな間取りアイデア9選|高級感を出すコツや外観のポイントを紹介の記事をぜひチェックしてみて下さい。





夫婦の起床時間が異なる場合は、扉の開閉音に配慮して引き戸タイプや扉なしのタイプにするなどの工夫をしましょう!
2.洗面所隣接タイプ
洗面所隣接タイプは、着替えから身支度まで一連の流れで完結できる効率的な配置です。
洗濯物を洗う・干すの家事と収納の動線を一体化できるため、忙しい家庭や子育て世代に特に人気のタイプ。
洗面所隣接タイプがおすすめな理由は、以下の通りです。
- 脱衣→洗濯→収納の動線が最短になる
- お風呂上がりの着替えがその場で完結する
- 朝の身支度が洗面所周りで完了して効率的
- 湿気対策として洗面所の換気扇を活用できる
最近では、LGスタイラーなどの衣類ケア家電を置く人も増えています。
スチームアイロンやLGスタイラーを使う場合、水回りが近くにあると便利ですよ。



ただし、来客時に洗面所を使われる際、クローゼット内が見える可能性があるので、扉の配置や目隠しの工夫が必要です!
3.独立タイプ(ファミリークローゼット)
独立タイプのファミリークローゼットは、家族全員の衣類を一箇所にまとめて管理できる配置です。
家族みんなが使いやすい場所に配置すれば、洗濯物の片付けが一度で済みますよ。
ファミリークローゼットのメリットは、以下の通り。
- 洗濯物を各部屋に配る手間が省ける
- 家族の衣類をまとめて管理できる
- 子供が自分で支度する習慣が身につきやすい
- 各個室に収納家具が不要でスッキリする
ただし、思春期の子供がいる場合はプライバシーへの配慮が必要です。
おすすめの間取りについては【おしゃれ】スタイリッシュでかっこいい家のポイント3選|モダンな家の特徴や施工事例も紹介の記事も、ぜひ参考にしてください。





家族構成やライフステージに合わせて、家族全員が使いやすい最適な配置を選んでくださいね!
まとめ|ウォークインクローゼットは収納量×広さを見極めれば失敗しない


本記事では、ウォークインクローゼットの失敗例7選と、後悔しないためのポイント、おすすめの配置をご紹介しました。
憧れのウォークインクローゼットを作っても「思ったより狭い」「使い勝手が悪い」と感じて後悔する人は少なくありません。



私自身、収納する物を事前にリスト化して設計したのに、結局入りきっていない物があります…
でも、扉なしのオープンタイプを採用したので出入りがスムーズになり、通路幅を115cmにしたおかげで、夫婦で同時に使ってもストレスがないんです。
ウォークインクローゼットは、家族の暮らし方に合わせてカスタマイズできるのが理想です。
本記事で紹介した失敗例を参考に、収納量の見極めと将来の変化への対応を意識して、使いやすいウォークインクローゼットを実現してくださいね!









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