「中庭のある家って素敵だけど、間取りはどう考えればいいの?」
「L字型、コの字型の間取りって、どんな特徴があるの?」
「中庭付き住宅のコツや実例を知りたい!」
中庭のある家に憧れても、間取りの選び方や注意点が分からず悩んでいませんか?

家づくりは大きなお買い物なので、快適で理想的な中庭ライフを叶えたお家にしたいですよね。
結論から言うと、中庭のある家を成功させるには、間取りのタイプ選びと設計時の工夫がポイントです。
本記事では、中庭のある家のメリットや、基本的な間取りタイプ、さらには後悔しないための注意点を実例とあわせて詳しくご紹介します。
- 中庭のある家のメリット5選
- 中庭のある家の基本的な間取りタイプ3選
- 中庭のある家の間取りを考える際のポイント
- 【30坪〜40坪】中庭のある家の間取り実例
- 【二階建て・平屋別】中庭間取りの考え方とポイント
- 中庭のある家で後悔しないための注意点3選
ぜひ最後まで読んで、理想の中庭のある家づくりのヒントを見つけてください!


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中庭のある家のメリット5選
中庭のある家には、以下5つのメリットがあります。
- 採光・通風に優れた家になる
- プライバシーを保ちながら開放感が得られる
- 室内と屋外がつながる特別空間ができる
- 子どもやペットの遊び場に最適
- セカンドリビングや趣味スペースにも活用可能
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.採光・通風に優れた家になる
中庭のある家は、自然光と風をたっぷり取り込めるのが大きな魅力です。



中庭を囲むように窓を設けると、各部屋に光や風を届けられますよ。
採光・通風に優れた間取りにするなら、以下のような工夫がおすすめです。
- 中庭を中心に配置して、各部屋に光と風が届きやすくする
- 中庭に向けて大きな窓を設けて、室内を明るく、風通しも抜群にできる
- 中庭に面した通路や階段を作り、空気の通り道として家全体の換気力アップ
自然の力を活かした快適な空間が、毎日の暮らしをもっと心地よくしてくれます。



明るく風通しのいい家を目指すなら、中庭のある間取りはおすすめですよ!
2.プライバシーを保ちながら開放感が得られる
中庭を取り入れた家なら、プライバシーを保ちながら開放感のある空間をつくれます。
中庭に向かって大きな窓を設ける間取りにすると、外からの視線を気にせず開放感が得られますよ。
以下のような工夫で、プライバシーと開放感を両立できます。
- 道路側に壁や小窓を配置し、中庭側に大きな窓を設置する
- 居室を中庭側に向けてレイアウトをして、人目を避ける
- 中庭周囲に目隠し塀を設け、プライバシーを確保する
のびのびと開放的に過ごしながらも、人目を気にしない暮らしが実現できるのが大きなメリットです。



プライバシーを守りつつ、開放感もあきらめたくない方は、中庭を検討してみてください!
3.室内と屋外がつながる特別空間ができる
室内にいながら自然を感じられる、贅沢な住空間を手に入れたいなら、中庭のある間取りがおすすめです。
中庭を設けると、外でありながら家の中にあるような、室内と屋外がつながる特別な空間をつくれます。
例えば、以下のような特別空間を楽しめますよ。
- リビングと中庭を大開口でつなぎ、自然を感じる空間に!
- ウッドデッキを設置して、外も裸足で楽しめる空間を実現
- 照明や植栽で演出し、夜も楽しめる癒しの半屋外スペース
上記のように工夫すると、中庭はただのスペースではなく、暮らしの質を高める「贅沢な居場所」になります。



室内の快適さと外の心地よさ、どちらも手に入れたい人に中庭はぴったりですよ!
4.子どもやペットの遊び場に最適
子どもやペットが安心して遊べる、安全なプライベートスペースにも中庭は使えますよ。
普通の庭のように道路とつながっていないため、親の目が届く範囲で遊ばせられるのが最大のメリットです。
例えば、以下のような中庭スペースにすると安心して自由に遊べます。
- 芝生のスペースを設けて、走り回れる広場にする
- サンシェードや屋根付きにして、日差しや雨でも快適に遊べる空間にする
お子さんやペットが、思いきり遊べる環境が家の中に整いますよ。
我が家は、2階の中庭で子供達がプールを楽しんでいます。



遊ばせたいけど、外庭は心配…というご家庭には、中庭のある家は安心でおすすめです!
5.セカンドリビングや趣味スペースにも活用可能
中庭は、家族がくつろげるセカンドリビングや、趣味を楽しむ空間としても活用できます。
外からの視線を遮り、落ち着いて過ごせるもう一つの居場所になりますよ。
例えば、以下のように中庭を使えば、暮らしの楽しみがグッと広がります。
- ソファやテーブルを置いて、外時間を楽しめるスペースにする
- お気に入りの植物を育てて、ガーデニングを楽しむ
- ヨガ、読書、コーヒータイムなど、趣味を楽しむ空間として使う
使い方の工夫次第で、中庭は暮らしを彩る自由なスペースになります。



趣味や家族団らんを楽しめる空間として、中庭を作るのもおすすめですよ!
中庭のある家の基本的な間取りタイプ3選
中庭のある家の基本的な間取りとして、以下3つをご紹介します。
- 【L字型】コストを抑えやすく外とのつながりを感じやすい
- 【コの字型】リビングと中庭の一体感が魅力
- 【ロの字型】完全に囲ったプライベート中庭が実現できる
1つずつ、詳しく解説していきますね。
1.【L字型】コストを抑えやすく外とのつながりを感じやすい
中庭のある家をコンパクトにまとめたいなら、L字型の間取りがおすすめです。
L字型は建物の一部を切り取る形で中庭を設けるため、建築コストを抑えながら開放感も演出できます。
例えば、L字型の間取りには、以下の特徴がありますよ。
- 土地を有効活用しやすい
- 中庭とリビングを近づけて、外との一体感が出せる
- コストを抑えながらも、プライバシーが確保できる
敷地が限られているけれど、中庭のある家を建てたいという方には、L字型がおすすめです。



土地の広さに制限があっても、実現しやすい中庭ですよ!
2.【コの字型】リビングと中庭の一体感が魅力
リビングから続く中庭を思いきり楽しみたいなら、コの字型の間取りがぴったりです。
コの字型は建物の三方向で中庭を囲むため、リビングと一体感のある空間をつくれますよ。
例えば、コの字型の中庭間取りには以下のメリットがあります。
- リビングから中庭が自然につながる
- 家全体に光と風を取り込みやすい
- 外からの視線をしっかりカットできる
中庭を挟んで家事動線が分断されないように、キッチンや水まわりを並べて配置すれば、生活動線も悪くなりにくいです。



家族みんなでくつろげる明るいリビングがほしいという人には、コの字型がおすすめです!
3.【ロの字型】完全に囲ったプライベート中庭が実現できる
プライバシーと開放感を両立したいなら、ロの字型の間取りを検討してみてください。
ロの字型は建物で中庭を完全に囲むため、外部から完全に遮断されたプライベート空間がつくれますよ!
例えば、ロの字型の中庭間取りには以下の魅力があります。
- 外から一切見えない、完全なプライベート空間ができる
- 室内の、どの部屋からも中庭を眺められる
- 高級感のある、ホテルライクな設計ができる
プライバシー重視なら、とってもおすすめの間取りです。



外の目を気にせず、中庭ライフを満喫したいという方には、ロの字型がぴったりですよ!
中庭のある家の間取りを考える際のポイント
中庭のある家の間取りを考える際のポイントを、以下2つご紹介します。
- 希望の暮らし方に合った中庭の役割を決める
- 土地の形状に合った間取りパターンを選ぶ
どちらも気をつけて欲しいので、詳しく紹介しますね。
1.希望の暮らし方に合った中庭の役割を決める
理想の中庭をつくるには、まず中庭をどう使いたいかをハッキリさせましょう。
中庭の役割によって、必要な広さや間取りの配置が大きく変わってきます。
例えば、次のような中庭の使い方を考えてみてください。
- くつろぎスペースとして、リビングと一体化したい
- 子どもやペットの遊び場として、安心して遊べる芝生のスペースにしたい
- ガーデニング・ヨガといった趣味のための空間にしたい
何のために中庭をつくるのかを最初に決めると、後悔のない間取り設計ができますよ!



使い方に合わせて、中庭を配置していきましょう。
2.土地の形状に合った間取りパターンを選ぶ
中庭のある家を成功させるには、土地の形に合った間取りパターンを選ぶのが大切です。
土地の広さや形状に合わない間取りを無理に採用すると、居住スペースが狭くなったり、動線が悪くなったりするリスクがあります。
例えば、土地に応じたおすすめパターンは以下の通りです。
土地 | おすすめ |
狭小地・変形地 | L字型でコンパクトにまとめる |
整形地・広めの敷地 | コの字型やロの字型でゆったり囲む |
南向き敷地 | 中庭を中心に光をたっぷり取り込む設計 |
中庭のスペースを確保するためにリビングが狭くなったり、動線が長く生活しにくくなったりしないためには、設計力に優れた建築会社を選びましょう。



家づくりのプロのすーさん、ミナがおすすめの建築会社を紹介できますので、ぜひお気軽にご相談下さい!



土地の特徴に合わせた間取りを選べば、中庭の良さを最大限に引き出せますよ!
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【30坪〜40坪】中庭のある家の間取り実例
中庭のある家の間取りの実例を、2つ紹介します。
- 30坪でも実現可能な中庭付き間取り
- 40坪で広々中庭付きの間取り
坪数別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.30坪でも実現可能な中庭付き間取り
限られた30坪台の敷地でも、中庭付きの家は実現できます。
工夫次第でコンパクトながらも、開放感のある間取りにできるんです。
例えば、30坪台で取り入れられる中庭の工夫は以下の通りです。
- L字型でリビングと中庭を一体化させ、広がりを感じさせる
- コの字型にして、LDKの中心に小さなプライベートガーデンを配置
狭小地なら、二階リビングと組み合わせて中庭を楽しむ設計もおすすめですよ。



30坪でも設計の工夫次第で、コンパクトかつ快適な中庭付きの暮らしを実現できます!
2.40坪で広々中庭付きの間取り
40坪台の敷地なら、より余裕のある広々とした中庭プランが可能です。
敷地にゆとりがあるので、中庭のスペースも広く取れますよ。
40坪台の中庭間取りには、以下のアイデアがあります。
- ロの字型で家全体を中庭で囲み、完全プライベートな空間を作る
- コの字型にして、家族全員が自然と中庭に集まれる動線を作る
- 一階に広い中庭、二階にプライベートバルコニーを設置する
40坪あれば、開放感と機能性を両立した中庭ライフをより豊かに楽しめます。



坪数に応じて、工夫次第で中庭のあるお家を実現できますよ!
【二階建て・平屋別】中庭間取りの考え方とポイント
二階建てと平屋では、中庭の間取り作りの考え方が少し異なります。
そこで、二階建てと平屋にわけて、間取りのポイントをそれぞれ解説します!
- 【二階建て】上下階の動線と採光をどう確保するかがポイント
- 【平屋】動線の短さと開放感を活かす工夫をしよう
二階建てか平屋か、もう決まっている人は必見ですよ。
順番にご紹介しますね!
1.【二階建て】上下階の動線と採光をどう確保するかがポイント
二階建てで中庭のある家をつくるなら、上下階の動線と採光の工夫がポイントです。
中庭をうまく活かせないと、1階は暗くなり、2階の動線が悪くなるというリスクがあります。
二階建てで中庭があるお家の間取りで、意識したいポイントは次の通りです。
エリア | ポイント |
リビングと中庭 | 1階に配置して明るさと開放感を確保 |
階段周り | 中庭側に設置して光を取り込むのがおすすめ |
バルコニー | 2階からも中庭を楽しめるようプランニング |
上記のような工夫を取り入れると、上下階どちらでも中庭の光や景色を楽しめるおうちが完成しますよ。



二階建てで中庭を楽しむなら、上下階をつなぐ動線と光の入り方をしっかり設計するのが成功のカギです!
2.【平屋】動線の短さと開放感を活かす工夫をしよう
平屋で中庭のある家をつくるなら、動線の短さと開放感を最大限に活かす設計が重要です。
ワンフロアで完結する平屋は、生活動線がダイレクトに暮らしやすさに影響します。
例えば、平屋で中庭をつくるときに意識したいポイントは次の通りです。
- 中庭を中心に配置して、家族全員が自然と集まる動線をつくる
- 各部屋から中庭へアクセスできるような、どの部屋からも中庭に出入りできる設計
- 大開口窓で中庭と室内を一体化して、開放感をアップ
平屋の強みを活かしながら、中庭の魅力を最大限引き出せる間取りを意識してみましょう。
他にも【和風豪邸】平屋の高級住宅を建てるポイント7選|おすすめの間取り実例や注意点も紹介で、平屋のお家作りのポイントを紹介しています。ぜひ、合わせて読んでみてください。





平屋だからこそ、中庭を暮らしを中心にした設計を意識しましょう!
中庭のある家で後悔しないための注意点3選
中庭のある家で後悔しないために注意したい点を、以下3つご紹介します。
- 建築・設計コストが上がりやすい
- 窓の多さによる断熱性・メンテナンス面
- 間取りによっては動線が悪くなる
どれも気をつけて欲しいので、1つずつ解説していきますね。
1.建築・設計コストが上がりやすい
中庭のある家は、通常より建築・設計コストが上がりやすい点に注意が必要です。
中庭を取り囲む形で外壁や窓が増え、施工面積も広くなるためコストが上がりやすいんです。
例えば、コストがかかる要因には次のようなものがあります。
- コの字型やロの字型は、壁が多くなるためコストアップ
- 窓やサッシなど開口部が増えるため、設備費用がかさむ
- 開口部が多いため、断熱・気密性能対策が必要
開放感はほしいけど予算は抑えたいという方は、以下のような工夫もおすすめです。
- デッドスペースを活かして、最小限の範囲で中庭を設置する
- L字型+目隠し壁などでコスパ良く中庭にする
- ウッドデッキなどは、後からDIYで作ってみる
少しの工夫で費用を抑えながら、中庭のあるおうちも作れますよ!
他にも、予算を抑えながらお家作りをするコツを【重厚感×おしゃれ】高級感のある家を作るコツ10選|おすすめのハウスメーカーやインテリアも紹介で解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください!





中庭を取り入れる場合は、建築・設計コストの上昇を見越して、予算計画をしっかり立てましょう。
2.窓の多さによる断熱性・メンテナンス面
中庭を設けると窓の数が増えるため、断熱性やメンテナンス面も考慮が必要です。
開口部は熱の出入りが多く、建物の性能や維持管理に直結しますよ。
以下のようなポイントに、気をつけてみてください。
窓の特徴 | 対策 |
断熱性 | 高性能サッシ・複層ガラスを採用する |
気密性 | 窓周りの施工精度を高める |
メンテナンス性 | 窓拭きや外壁掃除の負担を考慮する |
対策をしっかりすれば、住んでからの快適性と手間のバランスがとれた家になります。



窓の多い中庭設計では、性能とメンテナンス性の両方を意識しましょう!
3.間取りによっては動線が悪くなる
中庭の設け方次第では、家の動線が悪くなるリスクもあります。
中庭を囲む配置にした結果、部屋同士の距離が無駄に長くなってしまう間取りもありますよ。
以下のポイントを注意して、間取りを考えましょう。
- 洗濯・家事動線が、遠回りにならないか確認
- 寝室やトイレへのアクセスが、遠すぎないか確認
中庭のある家でも、ストレスなく暮らせる間取りが大切です。
他にも、中庭の家づくりで後悔しないためのポイントを【知らなきゃ損】中庭のある家で後悔する理由6選|後悔しない対策と実例を間取り図で紹介で紹介しています。合わせて読んでみてくださいね。



「見た目」だけでなく「暮らしやすさ」まで意識して、中庭プランを考えましょう!
まとめ|理想の間取りで中庭のある家を実現しよう
本記事では、中庭のある家を成功させるための間取りアイデアや、注意すべきポイントを詳しくご紹介しました。
中庭のある家に憧れても、実際に家づくりを始めると「どんな間取りにすればいいのか」「土地に合うプランがわからない」と迷いますよね。



私自身も、中庭を取り入れたいと考えたとき、開放感とプライバシーの両立、使いやすい動線にすごく悩みました。
しかし、子供が安心して遊べる中庭と役割を明確にして2階に設ける間取りにしたら、みんなが楽しめる心地よい住まいを実現できたんです!
難しいと言われる中庭作りで私が成功できたのは、生活スタイルに合わせた設計を意識したから。
あなたも、住んでからの暮らしや動線を徹底的にイメージすると、中庭のある暮らしがもっと豊かになりますよ。
この記事で紹介した間取りタイプや実例を参考にして、ぜひ理想の中庭のある家を実現してくださいね!
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